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  • 今こそ里海・里山の支え合いの絆を!広域避難の受け皿をつくる緊急の呼びかけ

     能登半島地震による被災地では、未だに電気・水・ガスなどのライフラインが寸断され、避難所では多くの高齢者が、寒さに震え、劣悪な衛生環境の下で耐え忍んでいます。
     すでに災害関連死も増え始めており、これから寒さが最も厳しい時期を迎え、感染症などが広がる危険が増すなか、まずは一刻も早く二次避難、広域避難すべき状況になっています。
     多くの民間宿泊施設や公営住宅などが、一時滞在場所として提供され始めていますが、東日本大震災の教訓からも、個々バラバラに避難して被災者が孤立するよりも、できるだけコミュニティ毎にまとまった単位で、同じ地域に避難することが理想です。
     また、ただ住居を提供して終わりではなく、受入れ地域での物心両面にわたるケアが必要となります。
     能登の人たちは、豊かな海の幸を私たちに届けてくれる、里海を守って生きてきた方々です。その里海をこれからも守り続けるためにも、今はまず広域避難で体制を整え、大切な命と健康を守ることが問われています。
     そのために、同じように時に自然の脅威に立ち向かいながらも、里山を守ってきた人たちによる支援と連帯が必要です。
     ぜひ、当面の一時滞在場所の提供が可能な方は、ご連絡ください。
     空家がある、空き部屋がある、生活備品がある、寝具があるなど、できる限り身一つで避難者の方が来られても、当面の生活が可能なことが理想です。
     寄せられた情報を取りまとめ、被災地で炊き出し支援をしている方と共有し、被災者の方に届け、広域避難の受け皿をご提供したいと思います。
     事態は一刻を争っています。ご連絡、ご相談をお待ちしております。
    
     一般社団法人里山広場 代表理事 平沢義孝
      富山市高内365番 大沢野会館・別館 市民活動スペース
        ℡ 090-5133-4236
        info@sa-toyama.org